みみず倶楽部 Annex
 
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麹の比較

最近作った麹を比較してみます。

1米・・・五百万石(酒米)
2種麹・・・秋田今野(雪こまち)
3種麹の混ぜ方(蒸米を一部取ってそれに種麹をつけて全体に混ぜる、種麹を上から全体に降りかける)・・・一部に混ぜる
4種麹の量・・・2g



B 1コシヒカリ(古米中抜き) 2糀屋三左衛門(家庭向米麹用) 3ふりかける 4 9g


C 1コシヒカリ(古米中抜き) 2糀屋三左衛門(家庭向米麹用) 3一部に混ぜる 4 9g


D 1コシヒカリ(古米中抜き) 2糀屋三左衛門(家庭向米麹用) 3一部に混ぜる 4 4g


E 1コシヒカリ(古米中抜き) 2秋田今野(雪こまち) 3ふりかける 4 3g

できた麹をばらしたものですが、画像ではあまり違いが分かりませんね。自分で現物を見ての判断では、Bが一番良かった感じです。これは糀屋三左衛門(ビオック)に教えてもらったとおりに作ったものです。種麹は混ぜやすいようにα澱粉で増量してあり(どの種麹にも澱粉が含まれているが特に多く入れてある)、菌の繁殖が早く、かつ多少条件が悪くても繁殖する菌です。混ぜ方は紙を2つに折って、そこから種麹を広げた蒸米に少しずつ落としていく方法です。
 品温経過は早めで、盛った時には破精まわりが今までよりずっといいと思いました。ただ、その割りには出麹の段階では、差が小さくなりました。特にEとの差が小さいので種菌の種類よりも、種菌の混ぜ方が差を生んでいるようです。



4月8日(土)17:38 | トラックバック(0) | コメント(0) || 管理

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