蓋の汗 |
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| (「麹」のカテゴリーはこのままどんどんマニアックな話になってしまいそうです。関心のない方は読み飛ばしてください。)
今まで使っていた蓋にも水滴がつくようになってしまいました。しかも蓋の半分だけ。前後を逆にしても、蓋の同じ側だけに水滴がつきます。 原因の推測・・・ ・ちょうど白米水分の少ない米を使い始めたところなので、蒸米の水分が多いと水滴ができやすい。 ・室温(30度前後)と品温(40度前後)の温度差で結露する。(麹蓋の側面も湿りがち。1cm厚の杉板でも結露するのか?) ・蓋の密閉性がいいほど水滴がつく(当たり前ですけど)。共蓋は下の箱とぴったりなのでもっとも水滴がつき、専用の蓋は多分水滴がつかない側に少し隙間があるのでしょう。 そう言えば、麹屋さんで話を聞いたときに蓋には穴があいているというような話を聞いたかもしれません。その時は一番上の麹だけが乾燥してしまうのに何でそんなことをするのか疑問でしたが、結露させたないためと考えれば、説明がつきます(ずっと昔からやっていることは結構合理的にできているはず)。 ・鉋をかけていない板の方が吸湿性がいいと『麹学』にありました。共蓋はつるつる鉋をかけてあります。これも違いを生んでいる要因かもしれません。
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3月29日(水)15:45 | トラックバック(0) | コメント(0) | 麹 | 管理
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